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ビタミンAやEも茶葉から摂取!「食べるお茶のお話」

写真:食べるお茶のイメージ

昔から保健飲料として用いられてきたお茶ですが、従来の「飲むお茶」という側面に加えて、「食べるお茶」のいう新しい顔が、最近特に注目されはじめてきました。

これは、脂溶性のビタミンAやEが茶葉に含まれているにもかかわらず、お湯に溶けないために摂取できないので、食べることによって体の中に入れ、ビタミンAやEの摂取をより可能にしようとするものです。さらに、大量の植物繊維が同時に摂取できるので、一躍話題になりました。

お茶が優れた機能性食品であることが、改めて認知されはじめたと言えるでしょう。

緑茶には多量のビタミンCやB群が含まれていますし、ほかにもガンの発生予防や成人病予防に大変よいと言われるカテキンなどの栄養成分が含まれています。

お茶を食べるという意味では、抹茶はすばらしい飲み物と言えると思います。素材の一つとして料理のなかで使えば、豊富な栄養素をそっくりそのまま摂ることができます。

小さじ二杯半分のお茶から、食物繊維だけでも1日に必要な量の40パーセントを補えることになります。

茶葉の佃煮やふりかけにしたり、ごはんやスープ、サラダに加えたり、テリーヌやソースの中に混ぜたり、また鍋物や冷奴で薬味として食卓にのせるのもいいかもしれません。

また最近では食べるお茶として、食べやすく加工されたお茶や茶葉の入ったお菓子が市販されています。お茶の葉をそのまま料理に使うのはちょっと抵抗があるという人にはおすすめです。